訪問型ペットケアを手がけるパートナー・ソプラ銀座さんをご紹介

ペットのプロがご自宅までお伺いし、トリミングやシッターサービスを行う「訪問型ペットケア」。ご契約者さま向けのお得なオプションサービスとして開始以来、ソプラ銀座さんにご協力いただきサービスの提供をしています。今回は15年の長きに渡り、事業パートナーとしてミッシェルを支えていただいているソプラ銀座株式会社の副社長、長谷川裕美子さんに、起業にまつわるエピソードや今後のペット事業に対する思いについてお話を伺いました。
 

ソプラ銀座の長谷川副社長。15年前から事業パートナーとしてご協力いただいている。
 
――― 訪問型のペットケアサービスを起業されたきっかけは？
長谷川副社長（以下：長谷川）：両親が自宅で飼っていた老犬を「トリミングサロンやペットホテルに連れて行くのは心配」と言ったことがきっかけですね。私もこの思いにとても共感したんです。それでペット関連で起業しようと思い、仕事をしながら2年ほど学校へ通い、トリマー資格の取得とビジネス経営について学びました。
 

―――最初から訪問型サービスを始めように思っていた？
長谷川：はい。まず出張トリミングとシッターサービスをスタートさせ、自ら車を運転してお客様宅へ訪問していました。その後少しずつ件数も増え、サービス拠点があった方がいいということで、1号店を銀座に出すことにしたんです。ミッシェルさんとは、その頃からのお付き合いになります。偶然、オフィスも近くに借りられて（笑）。今年で創業15年となりましたが、現在関東エリアを中心に、東京、神奈川、千葉、埼玉に14店舗、海外に3店舗を展開しています。
 

―――訪問型のメリットとは、どのような点にありますか？
長谷川：訪問型の利点としては移動もないですし、飼い主様が一緒なのでワンちゃんに過度なストレスをかけずに済みます。合間に健康面などのご相談にもお答えできるので、とても喜ばれています。トリミングに使用する道具は全て持参します。場所は浴室で行う時もあれば、お部屋でのカットをご希望される方もいらっしゃいますが、その場の状況に合わせて臨機応変に対応しています。終了後は掃除機がけを行い、ゴミも全て持ち帰るようにしています。
 

 

ご自宅でのサービスは、飼い主様も一緒なのでワンちゃんも安心。

 
―――自宅ならよそのワンちゃんとの接触がないのでリラックスできますね。
長谷川：そうですね。最近はリスク軽減のため10歳以上は受け付けないペットショップもあり、老犬をお願いされることも増えてきました。このサービスを始めるきっかけも我が家の老犬だったので、なるべく飼い主様の気持ちに寄り添いたいんですよね。当社では個別にカウンセリングを行い、極力お受けするようにしています、最近は10歳すぎても元気な子もたくさんいますよ！他にも色々とお願いされますが、常に柔軟にできることは対応しようと心がけています。
 

―――シッターさんの派遣で気をつけている点は、どのようなところですか？
長谷川：シッターサービスは、ご不在時に訪問するので特に気を使いますね。事前にワンちゃん、ネコちゃん個々の留意点をヒアリングすることはもちろんですが、カギの預かりなどもあるので、きちんと信頼できるスタッフの確保は欠かせません。ミッシェルさんが行っている座学研修も受講させてもらい、不在宅での注意事項をしっかり守るようスタッフにも指導しています。
 

―――確かに不在時にサービス提供する家事代行とも共通点が多いですね。
長谷川：そうなんです。ペットのことばかり気にしがちですが、スタッフの身元保証をちゃんと確認している会社にお願いする方が安心できますよね。最近はマッチングアプリなどで簡単に探せますが、何かトラブルがあった時は、リスクがあるということも知ってほしいと思います。
 

お天気がいい時は、みんなでお散歩！

 
――出張トレーニングもお願いできるようになりました。
長谷川：都心では小型犬を飼われる方の割合が多いのですが、可愛いと甘やかしてばかりではペットとの良い関係は築けません。人と共存していくためにも最低限の“しつけ”は必要です。出張トレーニングの場合、まずご自宅での様子を見させていただき、そのワンちゃんの性格に合わせオーダーメイドでトレーニングを行っていきます。同時に飼い主様へのアドバイスも行い、二人三脚で吠え癖やお散歩の引っ張り、トイレの失敗などを改善していきます。この1～2年、新型コロナの流行でペットを飼われる方が増えましたが、ちゃんと責任を持って育てるためにも、しつけはとても大切だと思いますね。
 

幼稚園ではよそのわんちゃんと一緒に遊ぶことで社会性を学ぶことができる。

 
最近、「犬の幼稚園」への問い合わせも増えているんです。よそのワンちゃんと遊びながら社会性を学び、専属トレーナーが簡単なしつけも行います。人間と同じで犬にも相性があり、特に新人さんは様子を見ながら徐々に慣らしていくんです（笑）。一方、出張トレーニングは個別にしつけを学べ、飼い主様もその様子を一緒に見て学ぶことができます。それぞれメリットがあるので、お客様のご都合に合わせで使い分けていただくのが良いのかなと思いますね。
 

――今後の展望などございましたらお聞かせください。
長谷川：現在、関東地方を中心に営業していますが、ソプラ銀座のペットケアサービスの経験を活かし、現在店舗が無い地域でもシッターサービス、出張トリミング、しつけなどのサービスを提供できるよう“パルペット”という仲間を増やしていこうと準備しているところなんです。少しでも多くのお客様とペットに寄り添いながら、サービスの充実を図っていきたいと思っています。
 

――ペットと触れ合える楽しいお仕事であると同時に、我が子同然の大切な命を預かるお仕事だということがよくわかりました。
長谷川副社長、貴重なお話ありがとうございました！

 
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