COLUMN

第2創業に向けて、次世代育成に注力する年へ

2025.01.20
Topics・トピックス

いよいよ2025年がスタート。引き続きスタッフ一同、誠心誠意サービス向上に努めてまいります。さて、今年も年明け第1弾は、ミッシェルを代表し、大坂社長に今年の強化ポイントについてお話を伺いました。
 

 

ハイレベルなご要望に
どこまで応えられるのかが課題

 
―― ここ数年で家事代行サービスを取り巻く環境も変わってきましたか?
大坂社長(以下、大坂):家事代行サービスが日本に登場してからおおよそ40年。おかげさまで、昨年ミッシェルも20期目を迎えました。サービス開始当初は、ごく一部の人が利用する特別なサービスという扱いでしたが、最近は普段使いとして多くの方が利用されるようになり、アウトソーシングする文化もやっと定着してきたと感じています。さらに個別にマッチングできるサービスも加わり、気軽に利用できる環境が整ってきていると思います。
 

しかし、それに伴いお客様の目も肥えてきていて、他社では満足できずミッシェルにお問い合わせいただくケースも増えているんです。家事の仕上がりはもちろんですが、スタッフのホスピタリティや会社のバックアップ体制など、全てにおいて益々高度なレベルが求められるようになったと痛感しています。
 

――お客様の経験値が上がり、ご要望レベルも高くなったと?
大坂:そうですね。コロナの影響もありますが、ここ数年で生活スタイルもすごく変わっています。加えて住宅に使われている建材や設備も進化していますし、家電も次々新しい製品が発売されています。富裕層のお客様の中には、いち早く新しいものを取り入れられる方も多く、スタッフもそれに合わせスキルアップしていかなくてはいけません。仕上がりに対しても細心の注意を払うことが求められます。「今まではこうしていたから大丈夫」では通用しないこともあるのです。
 

―― 富裕層のお客様が多いミッシェルならではの悩みですね。
大坂:ミッシェルには20年のサービス実績がありますが、長くやっている分、固定観念が邪魔をして失敗することもあるんです。ほんとにそのままでいいのだろうか?時代に合わせて進化できているのか?全社あげて見直していきたい。その為にまず一昨年からキャリアあるメンバーを中心にサービス技術チームを立ち上げ、常にブラッシュアップできるよう体制を整えました。研修内容も随時改善し更新するようにしています。
 

家事のスペシャリストを目指す
若い世代に合わせたサポート体制へシフト

 
―― やはり人材育成が肝になってくるということですね。
大坂:条件面や賃金アップももちろん大事ですが、それだけでは人は長く働き続けてくれません。 スタッフや社員にとって“働きやすい環境”をどう整えられるか、いかに“働きがい”を感じられるかが重要です。特に家事代行はスタッフさんがいないと成立しないお仕事ですよね。スタッフのサポート体制をどう充実させられるか……。結果、これが顧客満足度にもつながる一番のポイントとなるので、引き続き強化していきたいと考えています。
 

―― サポート体制は以前から力を入れてこられたと思いますが、それでもまだ不十分?
大坂:幸いあたらしく求人にご応募してくださるスタッフさんの年代が若くなっているんです。当然、育ってきた環境や考え方、触れてきたものもシニア世代とは違います。家事の知識にも差があります。ですから、若い世代に合わせた育成スタイルにシフトさせているところなんです。
 

―― 応募してくる世代が若くなっているのは良いことですね。
大坂:お子さんが小さくてもなるべく早く社会復帰したいという方が多いですね。応募動機も「家事しかできないから」とネガティブな理由ではなく、最近は「家事のスペシャリストを目指したい」など高い目標の方も増えていて “家事代行”という仕事の認知度が上がっていると感じます。お掃除や整理収納、洗濯のプロフェッショナルがメディアに取り上げられたりして、「自分も家事を仕事にしたい」と考える方が増えているのではないでしょうか。
 

―― それは嬉しい話ですね!業界のイメージアップにもつながります。
大坂:ぜひそうあってほしいです。そして、我々がここまで積み上げてきたノウハウを次世代へどう継承していけるか?も課題の一つだと思っています。守り続けるところ、更新してバージョンアップさせるところをしっかりと見極め、一人でも多くハイレベルな人材を輩出できるよう注力していきたい。
 

―― スタッフさんと一番接点のあるマネジャーも重責を担っているのでは?
大坂:その通りだと思います。マネジャーのサポート次第でスタッフさんのモチベーションも変わるといっても過言ではありませんから。しかし、最近はお客様のご要望レベルが上がっているため、受け持つ件数が多いと細かく見ることができないというジレンマもあるんです。
 

コロナの影響でスタッフさんと直接会えない時期もありましたが、今後はマネジャーの人数も増やし、より密にコミュニケーションが取れるよう体制を変えていこうと考えています。
 

時代とともにお客様の目も肥え、より厳しい仕上がりを要求されるようになった家事代行サービス。20年という実績に慢心することなく時代とともに進化し、次世代へとつないでいってほしいと思います。大坂社長、本日は貴重なお話をありがとうございました。

 

ミッシェルは各ご家庭に合わせ、ご希望をお伺いしフルオーダーメイドでサービス設計をいたします。ぜひ、お問合せください。心よりお待ち申しあげます。

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