COLUMN

広報とは、お客様、スタッフ双方に寄り添い 企業の想いを伝える仕事

2024.07.19
Topics・トピックス

新規集客の広告出稿や、スタッフ向けの会報誌制作など、一人で何役もこなす広報の半田さん。ウェブ業界で得た知識と、ミッシェルでのスタッフ経験を活かし、業務に邁進しています。とはいえ、ちょっとわかりづらい広報というお仕事。具体的にどんなことやられているのでしょうか?日々の業務内容とその想いについて詳しくお話を伺いました。
 

 
最初はスタッフとして勤務。そして復職後に広報担当へ

 
―― ミッシェルとの出会いを教えてください。
半田さん(以下、半田):6年半ほどウェブ関連の会社でディレクターとして働いて結婚・出産を機に退職してからは子育てに専念していました。そのうち家計の足しに何かできることはないかとスマホで検索していると、ミッシェルの家事代行を見つけました。まだ子どもが小さくフルタイムで働くのは無理でしたが、家事代行なら2~3時間から勤務できたので、スタッフとして働き始めました。それが10年くらい前だったと思います。
 
―― スタッフとして働き始めたということですが、未経験の分野で戸惑いはなかったですか?
半田:元々、模様替えや片付けが大好きだったので、家事代行も面白そうだなと思ったんです。幸い自宅からあまり遠くないところで働くことができて、数年間担当させていただきましたが、家庭の事情や自身の体調のこともあり休職することに。結局、復帰の目処が立たなかったので一度退社することにしたんですね。
 
その後しばらくして、当時の担当マネジャーさんとお話する機会があり、一昨年、広報部門へ復職することになりました。

 
―― 復職後に広報業務の担当になられたんですね。
半田:はい。今はウェブ会社での経験も活かしながらお仕事しています。週2日はリモートで、2日は出社するという働き方です。

 
―― 主なお仕事内容を教えてください。
半田:まず、インスタグラムの更新です。公式アカウントと採用専用のアカウントの2つを使い分けているのですが、公式アカウントは、スタッフさんが作ったお料理レシピを中心に、ミッシェルのブランドイメージを訴求するために適宜更新しています。採用アカウントはホームページの“家事のコンシェルジュ・ノート”との連動記事や、お仕事を探している人向けの内容をアップし、スタッフの新規採用と紐付ける目的で運用しています。

 

ミッシェルのインスタグラムTOP。左は公式、右は採用専用で掲載内容も変えている。

 
その他、新規集客向けのリスティング広告と、スタッフの求人媒体も担当しています。リスティング広告は、グーグルのキーワード検索と連動して表示される広告ですが、どのエリアにどれくらいの予算で運用するかを決定し、その反応を見ながら改善していくお仕事です。

 
求人媒体は、媒体担当者との定期的な打ち合わせや、求人原稿の作成、出稿内容の調整などです。最近は働く側の要望も変わってきていますし、若い人にも関心を持ってほしいので、色々変えているのですが、成果が出てきているので嬉しいです。

 
―― 確かにミッシェルのことを知っていただくためには情報発信は必要不可欠ですね。
半田:そうですね。ミッシェルの良さが伝わるよう、常に新鮮な気持ちで情報発信するよう心がけています。

 
―― 他に担当されているお仕事は?
半田:外部発信の他、インナー向けの情報ツールの制作も担当しています。隔月で発行しているスタッフさん向けの “おしごとノート”です。お掃除技術の情報、実際にあったクレームや注意喚起、スキルアップ研修の募集案内など、その都度お知らせしたいことを掲載しています。スタッフさんは、一人で作業に入ることが多く、横のつながりや情報共有が限られているため、このような媒体を使ってコミュニケーションを図ることも大切なんです。

 

家事に関する記事はプロレベルの内容が掲載されていた。いつでも復習したり、見直したりできるようになっている。

 
―― 業務範囲が広いですね。他にもやられているとか?
半田:スタッフさん向けの交流会“サロン ド ミッシェル”も担当しています。これはリアルでスタッフ同士の交流を図るもので、参加された方から感想や意見を聞いて次の企画へつなげています。直接会って生の声が聞けるのは大変貴重ですね。

 

 

サロン当日の様子。スーパースタッフ花澤さんの「恵方巻き作り」や、「苔テラリウム作り」など、メンバーの要望に合わせて開催。

 
半田:もう一つ、サービス技術チームが行っているスキルアップ研修の企画会議に参加し、資料作成や当日のお手伝いもやっています。これはスタッフさんの苦手分野や、時短かつキレイに仕上げるための家事テクニックを学ぶ実技研修で、興味あるテーマの回に参加していただいています。

 

 

スキルアップ研修は、トレーナーの意見やスタッフからのリクエストを元に学習テーマを検討する。

 
ミッシェルの広報として
継承していきたいメッセージとは

 
―― 広報として、ミッシェルの最大の強みは何だと思いますか?
半田:ミッシェルの強みは、お客様・スタッフどちらにも丁寧で手厚いサポートがあることです。一人ひとりのお客様やスタッフに対して手間を惜しまず “人を大切にする”ことを重視していて、それが最大の強みだと思います。そのため、闇雲に規模を拡大すればいいということではないと思っています。

 
―― お客様とスタッフ、お互いウィンウィンの関係ですね。
半田:そうですね。家事代行は究極のサービス業です。スタッフ経験がある人ならわかると思うのですが、長く通わせていただくうちに自身が特別な存在に変わっていくんです。家族ではないけど、他人でもない。でも、なくてはならない存在。まさにお客様の人生の伴走者ともいえます。これがスタッフの更なるモチベーションにつながり、サービスの好循環が生まれるんです。

 
―― なるほど。まさに経験者ならではのコメントですね!この先、チャレンジしたいことはありますか?
半田:新型コロナの流行でスタッフさんたちとお会いする機会が減ってしまったので、スタッフさん同士の交流企画を増やして、横のつながりを充実させていきたいと思っています。

 
―― 最後に広報として一言メッセージをお願いします。
半田:スタッフとして2年ほど従事していた時にお客様から、「家事代行サービスを頼んでから人生が変わった!」と言われたことがあるんです。この言葉は私にとってすごくインパクトがあり今でもよく覚えています。

 
採用広告の中で「家事代行を通して人生が変わる体験を」というキャッチコピーを使用しているのですが、この時の経験が元となっているんです。お客様はもちろん、働くスタッフにも “人生が変わるような体験をしてほしい”という想いを込めて作ったコピーです。これからもこのメッセージを大切にしながら広報活動を進めていきたいと思います。

 
自身の経験を元に、スタッフを手厚くサポートする半田さん。本日は素敵なお話をありがとうございました。
 

 
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