お庭の手入れでお悩みの皆さまへ、ミッシェルが解決いたします！

2024.03.19

Clean up・お掃除

芽吹きの季節となり、植物たちが成長しはじめる眩い時期ですが、同時に雑草対策など悩みが増える時期でもあります。放っておくといつの間にかボーボーに茂ってしまい、せっかくのお庭が台無しに。ミッシェルでは、ハウスクリーニングとして“お庭のお手入れ”もお受けしています。そこで今月は、関東エリア担当・比嘉造園の比嘉代表に、キレイなお庭を維持するポイントについてお話を伺いました。

ほがらかな笑顔がすてきな比嘉代表

植物も生き物。季節に合わせた
定期管理がポイント

――　造園業を始められたきっかけは？
比嘉代表（以下、比嘉）：大学生の頃に造園業でバイトをしていたんです。とても楽しくて、そのまま就職することを選びました。

――　造園技術を習得するのは大変ではなかったですか？
比嘉：自分が就職した造園会社は、社員数も多く色んな経験を積むことができました。もちろん最初は掃除から始めて、剪定などは師匠（社長）や先輩から徐々に教わりました。将来的には独立しようと決めていたのですが、師匠も快く承諾してくださり、とても感謝しています。今でもたまに手伝いに行ったりしています。

――　苦労されるお庭ってどんな共通点がありますか？
比嘉：やはり定期的にお手入れをしていないお庭ですね。正直初回は苦労します。植物も生き物ですから日々成長し、樹形も変化していきます。お客様から「もっとバッサリ切ってほしい」と言われても、時期によっては強く剪定しないほうが良い樹木もある。バッサリ切ることで枯れ込んだり、余計な脇芽が出てきたりとリスクがあるんです。そんな時は、お客様と相談しながら作業を進めますが、やはり良い状態を保つには、定期的なお手入れが効果的です。

――　“定期的なお手入れ”は、どれくらいの頻度で行うのが良いのでしょうか？
比嘉：庭木の状態やご自身でお手入れされているかにもよりますが、年2〜3回はやった方が良いと思いますね。何も手入れせずに年1回では鬱蒼（うっそう）とした状態が続き雑草も増えてしまいます。枝が混み合ってくると、結果として風通しも悪くなり、病害虫も発生しやすくなるので、悪循環になってしまうんです。

年間を通して定期訪問している例でいえば、毎月とか毎週お伺いしているお宅もありますね。

作業中の比嘉代表。どんな時も植物と向き合い丁寧に作業するのがモットー！

――　年に数回手入れをするとなると、どのような作業が必要になりますか？
比嘉：大まかにまとめると、
春（3〜5月）：余分な枝の剪定、芝の手入れ、除草、肥料やり、樹木の消毒、落ち葉清掃
夏（6〜8月）：芝刈り、除草、花後や伸びすぎた枝の剪定、樹木の消毒
秋（9〜11月）：芝刈り、除草、花後や伸びすぎた枝の剪定、樹木の消毒、肥料やり、落ち葉の清掃
冬（12〜2月）：主に落葉樹の剪定、落ち葉の清掃、寒さ対策や養生
などです。

――　年間通して色々やることがありますね。その中でも一番悩ましいのが夏の草取りという方も多いのでは？
比嘉：そうですね。お悩みの方は多いです。ポイントは夏に生い茂ってから刈るのではなく、入梅頃に一度刈ることです。その後、秋口にもう一度刈るだけでも徐々に変わってくると思います。特に雑草はGW頃から真夏にかけて急激に大きくなるので、事前対策をした方がいいですね。日本の夏は高温多湿になるので、蚊や病害虫の発生を抑えるためにも早めのお手入れをお薦めします。

――　確かに植物って梅雨から夏にかけて急激に伸びる気がします。防草シートや除草剤も使いますか？
比嘉：もちろん、使用する時もあります。その場に適した薬剤を規定料を守って散布しますが、近くの樹木への影響などリスクも考えなければいけません。環境のためにも使わずに済むのが一番ですが、お客様のご意向もあると思うので、ご要望に沿って対策を考えます。

――　なるほど…。やはり、お掃除と同じで小まめなお手入れが大事だとわかりました。
比嘉：そうなんです。生き物ですからね。大きくもなりますし、弱ることもあります。適宜手入れをしてやることで一良い状態を保つことができるんです。

――　庭木の剪定や消毒、草取りのほかに、どのようなことを相談できますか？
比嘉：移植や植え替え、竹垣設置、目隠しフェンスの設置、観葉植物の手入れ、アプローチやカーポートの洗浄など、敷地周りに関する悩みは何でもご相談ください。店舗の植え込みやマンションテラスにも対応します。

景観を考慮し、ブロック塀を隠すために竹垣を施工。

――　外まわりに関しても相談できるのは嬉しいです！最後に今後の抱負などお聞かせいただけますか。
比嘉：個人的には、樹木医の資格を取ろうと思っているところです。今の仕事にも役立てられますし、お客様にもっと的確なアドバイスができるようになりたいので。合格するには厳しい試験がありますが、頑張って勉強していきたいなと思ってます。

オフは千葉県で小中学生向けのサッカークラブを運営しているのですが、その子ども達にサッカーの楽しさをもっと教えていきたいですね。今150名くらい習いに来ていてリーグ戦にも参戦しています。将来的には自分たちのグラウンドが持てたらいいなぁ、と（笑）。グラウンド芝の管理も自分や造園業の仲間たちで出来たら面白いなと思ってます！

造園業にサッカー指導。どんな時も粘り強く、真摯に向き合う比嘉代表。本日は貴重なお話をありがとうございました！